歴史と旅と鉄分少々

日本史好きな私が濃く好き勝手に書いていくかと。旅もたまにあり。好きな音楽や映画なども。気紛れに。旅がらみで、鉄もあるかも。。

姫路城 西ノ丸

天守閣に比べたら、人が少ないのは否めないのですが、千姫好きな私としては外せないスポット。

千姫の化粧料で作られた西ノ丸。

天守閣から外を見た時、西ノ丸が1番写真を撮りたくなりますが、反対に西ノ丸から天守閣を見た姿も美しいのです。

これを見ない人がいるなんて勿体ないです。元旦は無料ですが、普段は有料区域。だからこそ訪れてほしい場所。

百間廊下から化粧櫓へ。

千姫関係のパネルだらけですが、その中に、舅姑が千姫の世継ぎ祈願の為に奉納した寺も紹介してありましたが、千姫はそれがかえって辛かっただろうなと思うこの頃。

本多家に嫁いで直ぐに長女勝姫、翌年に長男幸千代が生まれたからこそ、期待していたのかなと。長男は幼くして亡くなり、流産を繰り返したというのは正直、幸せな十年だったかどうか。

その話は別の機会に置いときまして。

時を超えて、千姫が歩いたかも知れない、見ていたであろう光景を私も追体験していると思いますと、不思議な気持ちになります。



千姫ゆかりの地は意外と西日本に多いです。生まれた場所が京都伏見、嫁ぎ先も大坂や桑名→姫路。

千姫の1人娘、勝姫の嫁ぎ先も鳥取→岡山。

そんなわけで、姫路城に行くと、岡山に行きたくなってしまう為、次は岡山へいざ。

姫路城

明けましておめでとうございます。

私は元旦からJR西日本の乗り放題で、あちこち出掛けて参りました。グリーン車で。

先ずは姫路城へ。

姫路城は元旦は無料。なので、行ってしまうのです。人も多いのですが、京都の半端ない神社仏閣の参拝客に比べたら、スムーズですからね。

姫路城は去年も行きました。去年は白いうちにと思って行きましたら、千姫愛に溢れている姫路市は千姫と本多忠刻夫妻結婚400年で満ちてました。

今年はその夫妻の娘、勝姫が生まれて、400年なのですが、そこはプッシュされてませんでした。

でも私にはそれは重要なことなのですけどね。


姫路城は1番好きなお城です。他の国宝の城も見てきましたが、姫路城がやはり1番。何処から見ても画になりますし、広さもありますし。有料部分だけでなく、駅から城へ歩いて行く途中にも石垣がありますし、周りも堀や門跡も残っているのが凄いと思うのです。

ところで、基本的なことで、姫路城を建てた人となると、名前を聞いても誰?となるのが一般的。名前だけ言うと、池田輝政なのですが、これを話すと長くなるので、今は略。

ただ池田輝政もまさか400年後にも残って、世界に知られることになろうとは思うなかったでしょうね。

ただ今の姫路城になるには、池田家の後に入った本多家、つまり千姫が入城して、西ノ丸が出来てから。

その西ノ丸に残っている化粧櫓は、姫路城に来たら絶対に行くスポット。

それは後のブログで。


姫路城へいざ出陣。

去年は天守閣登城の整理券を入城口で配布されてましたが、今年はそのまま天守閣へ。


姫路城自体はもう5回以上は来てます。何度来ましても飽きません。あのお色直し時にも一度来てますし。

天守閣までの道中は最初は長く感じていましたが、今はもう慣れてます(笑)

天守閣は土足厳禁。靴をビニール袋に入れて持ち歩きます。

子どもたちが「ここにいつもお殿様が」という声がして、私は答えたかったです。私が答えると、それは大人気ない、大人も引くことを口にするので、耐えました(笑)

姫路城の天守閣を最初に登った時は、息を荒らして辛かったのですが、今は全く辛くないです。あの辛さ何だったのかと思うくらいに。

天守閣は細工や仕掛けが魅力的。初めてならば、天守閣だけで一時間居られるくらいに。

六葉釘隠しがハートの形に見えて仕方がないのです。それが気になってしまうのは私だけ?

穴と言いますか、そこが。

天守閣の最上階には長壁神社があり、それに参拝する行列も多かったです。

降りる時は小天守を通るので、防災扉みたいのも見れます。が、みんなスルーなんですよね。勿体ない。というより、そこを見ている私が不審者みたいな視線が。通り抜けするところですからね。

次回は西ノ丸を書いて行きたいと思います。

私が好きな歴史上の人物

日本史で一番好きな人物と言えば、迷うことなく、私は「千姫」と答えます。

勿論、徳川秀忠の長女の千姫のことですが、実は系図を紐解けば、「千姫」という姫は意外と多いです。

しかし一般的には千姫というと、「徳川家康の孫娘で、豊臣秀頼の正室」の女性という認識で9割は一致するのではないのでしょうか。

プリンセスの中のプリンセスですからね。

私が日本史好きになったのは、この千姫がきっかけ。

歴女ブームよりも十年以上の前から。大河ドラマの「秀吉」を見ていた頃から。

大河ドラマと言えば、「千姫」役は出世役だと思うのです。「千姫」を演じた後、大きな仕事や話題作とか出られてますから。

それもなかなか興味深いことですが。

それはともかくとしまして、千姫のことを深く知れば知る程、面白く、千姫が居なければ、今の日本も変わっていたかも知れないとまで思うくらいに。

そんな千姫の話題もこれからは少しずつですが、記していこうと思います。

千姫が居なければ、幕末も変わっていたかも。というよりも、秀頼が千姫を道連れにしていたら。秀頼の最大の功績は、千姫を道連れにしなかったことだと思ってます。

この大坂城を出た後の人生こそ、教科書に載ってないのですけど、そちらの方が日本史的には重要。

教科書と言えば、坂本龍馬問題がありますが、歴史好きとしてはそんなことは大きな問題ではないのですけどね。教科書に出なくても、大きな仕事をした人はたくさんいるわけですしね。